第308市民健康講座 (H27年1月9日)
大動脈解離・大動脈瘤は増加傾向にあり、2013年の厚生労働省人口動態統計では第10位の死亡主因疾患となっています。とくに大動脈瘤は破裂するまで無症状に経過す…
大動脈解離・大動脈瘤は増加傾向にあり、2013年の厚生労働省人口動態統計では第10位の死亡主因疾患となっています。とくに大動脈瘤は破裂するまで無症状に経過す…
急性心筋梗塞の治療は、カテーテルを用いた経皮的冠動脈形成術による再灌流療法の開発や冠疾患集中治療室の普及など、過去30年間で著明な進歩を遂げました。病院に搬…
癌や心筋梗塞、脳卒中を発症すると大騒ぎですが、蛋白尿や軽度の腎機能障害に代表される慢性腎臓病(CKD)は軽視されてきました。 しかし、CKDの概念が普及する…
心臓外科手術の成績は向上し、手術死亡率は2%を切るようになっています。最近では、抗凝固療法を回避するための生体弁使用頻度が増加し、低侵襲心臓外科手術として人…
高齢社会を迎えたわが国において、生活習慣病や心疾患の早期発見のための健康診断が重要視されている。近年は健康診断で不整脈を指摘され受診されることが多い。不整脈…
臓器提供には4つの権利(臓器を提供する権利・臓器を提供しない権利、移植を受ける権利・ 移植を受けない権利)があり、そのどれもが尊重されます。 2010年に臓…
<狭心症について> 近年我が国では動脈硬化性疾患が増加しています。心臓は全身に血液を送るポンプの役割をしていますが、この心臓の筋肉に血液を供給するのが心筋の外…
生活習慣の欧米化とともに急激に高齢化が進む我が国において、生活習慣病ならびに循環器疾患を合併するがん患者が多く認められています。がん治療の進歩によりがん患者…
わが国の平均寿命は女性で86.4歳を超え、男性も80歳に届こうとしている。全人口に対する65歳以上の高齢者の割合である高齢化率は2007年に21%を超え、世…
この四半世紀にわたり、心臓血管外科手術成績は、手術手技およびデバイスの改善により極めて向上した。しかし、高齢化、術前合併症により通常手術では、その手術の恩恵…