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市民健康講座

第334市民健康講座 (2019年5月24日)

テーマ心房細動よもやまばなし
講 師近畿大学医学部 循環器内科
 医学部講師  安岡 良文 先生
開催日時2019年(R1年)5月24日
テーマ①心房細動になるとどうなりますか?

 症状や臨床経過と問題となる病態について解説した。動悸症状が著しいからといって必ずしも重症ではないこと、動悸に加えて息切れや失神などの症状があると心房細動に+αされる重大な病態がある可能が高いことを説明した。失神や脳梗塞の初期症状について学会や公益社団法人ACジャパンの宣伝の図を用い平易に解説した。検脈の方法や、心電図、携帯型心電計についても紹介した。

テーマ②心房細動になりやすいのはどういう人?

 吹田スタディーやガイドライン上の危険因子を解説し、肥満や喫煙、アルコール過剰の危険を説明した。

テーマ③心房細動と脳梗塞の関係

 脳梗塞の分類について解説し、それぞれの型の重症度について説明した。脳梗塞をリスクについてCHADS2スコアを用いて紹介した。スコアの中で、特に年齢は最重要の危険因子であり、発症率のグラフと併せて解説した。

テーマ④心房細動とうまくつきあうには?

 服薬アドヒアランスの重要性と構成要素について、服薬中断した場合の脳梗塞発症リスクについて説明した。また抗凝固療法中の降圧が重要であることについても説明した。

テーマ⑤心房細動は治せますか?

 心房細動のカテーテル治療が生命予後を改善する可能性があることについて言及。カテーテル治療の歴史や変遷について説明した。心房細動の発生が、肺静脈からの速い電気的興奮であること、肺静脈の電気的隔離が重要であることを説明した。冷却バルーンによる治療や、アブレーションの治療成績について紹介した。

テーマ⑥心房細動になりにくい身体をつくるには?

 心房細動の危険因子のうち、日常生活で気をつけるポイントを解説した。喫煙やアルコール、無理な運動、メンタルストレスの危険について説明した。

まとめ

 絵文字のアイコンを用いて、適切な医療をうけること、検脈、禁煙、節酒、ポジティブ感情を増やすこと、ネガティブ感情を減らすことの重要性を説き、講演のまとめとした。 

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