会長ごあいさつ


 

  (故)阿部裕会長の後を継いで、大阪ハートクラブの会長に就任致しました。
  大阪ハートクラブは40年前(1977年)に国立循環器病研究センターの初代
 総長である吉田常雄先生により創設され、その後、曲直部寿夫先生、阿部裕先生に
 引き継がれ、今年40周年を迎えます。今回、私がそのバトンを受け取ったわけで
 ありますが、この 輝かしい伝統を維持し、大阪ハートクラブの更なる発展に尽力す
 るつもりです。当クラブは、4年前に新しい公益社団法人に移行し、山田義夫理事
 長が就任されましたので、今後は理事長と協力しながら、当クラブの運営に当たり
 たいと考えております。 さて、循環器領域の知識体系と診療体系はこの40年間に飛躍的に発展してきました。この間の社会の高齢化に伴い、循環器病は悪性腫瘍と並んで益々重要な疾患になっていることは 言うまでもありませんが、その疾患体系は大きな変遷をしてきました。弁膜症から虚血性心疾患にその中心が移行し、さらに超高齢社会を迎えて高齢者心不全(HFpEF)が大きな脅威となっています。循環器領域は、その治療体系も薬物治療からカテーテル治療やペースメーカなどのデバイス治療にウエイトが移行しつつあります。さらに今後は、ゲノムや再生治療に 突破口が開かれる可能性が高まっています。もう一つの潮流は、循環器の診療体系が心臓と 血管疾患に限らず、脳、腎、肺(呼吸)、代謝など臓器連関に重点が置かれるようになっていることです。このため循環器学は総合的、体系的な領域として、極めて広い知識と実践能力が 求められるようになってきました。 大阪ハートクラブは会員の皆様に、最先端の学術情報を提供する場を作ること、学術を中心に大阪地域の医師や医療従事者が集い地域医療の推進に資すること、市民への循環器病の啓発を促進し、循環器医療の向上を目指す組織であります。これからは、IoT, AIの活用により、情報の選択と集中が求められる時代です。第4次産業革命が迫る中、医療サービスの提供にも革新的アプローチが求められています。大阪ハートクラブは新しい時代を先導する学会活動とリアルワールド・プラクティスを繋ぐユニークなリエゾン媒体組織として新しい発展が期待 されています。参加会員の一層のご指導・ご協力を心からお願い申しあげる次第です。

                      平成29年6月
                      公益社団法人 大阪ハートクラブ 会長  堀  正 二

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